柱とは建築物の構造を支える軸組で、上部の荷重を下部へ伝えるための垂直部材。
木構造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造のいずれにおいても、柱は空間を支える垂直な骨組で、一定のスパンをもって規則的に配置されることが多い。
平面計画で柱の間隔を決めることを、柱割りとよぶ。柱は軸力を負担しているが、筋違とともに水平力にも抗している。
木造軸組工法における真壁構造では柱は、構造材と化粧部材をかねているが、大壁構造では柱は壁の中に入ってしまい、表面からは見ない構造専門の部材となる。
最近では、プレカットをつかうために真物ではなく、集成材の柱を使うことが多くなった。
かつての木構造では3尺(909ミリ)グリッドを用いたが、車椅子などの使用を考えると、1メートルグリッドのほうが有利である。
壁式鉄筋コンクリート造とツーバイフォーにおいては、柱は存在せず壁が構造を支える。
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A 野地(板) B 棟木 C 棟束 D 母屋 E 軒桁 F 小屋束 G 垂木 H 梁 I 窓台 J 窓楣(まどまぐさ) K 二階根太 L 胴差 M 通し柱 N 管柱 O 間柱 P 筋違 Q 土台 R 根太 S 大曳き(大引き) T 束 U 基礎P 筋違 Q 土台 R 根太 S 大曳き(引き) T 束 U 基礎
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