建築用語集       

匠 総合事務所提供

管柱
(くだばしら)


 その階の上下だけをつなぐ柱で、1階では土台胴差を、2階では胴差と軒桁とをつなぐ。木造住宅では3寸5分(105×105ミリ)角のものが使われる。3メートルが定尺である。

 一般の木造住宅では、坪当たり3本くらいが標準である。管柱の下にも柱を設けるのを原則とするが、下に柱がない場合を、岡建てといい、その柱を岡建て柱と呼ぶ。

 1階から2階を通して、1本で繋ぐ柱を通し柱とよび、4寸角(120×120ミリ)のものが使われる。通常の住宅では各隅角部に配置されるので、4本使われていることが多い。

参考:有効細長比

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A 野地(板)  B 棟木  C 棟束  D 母屋  E 軒桁  F 小屋束  G 垂木  H   I 窓台  J 窓楣(まどまぐさ)  K 二階根太  L 胴差  M 通し柱  N 管柱  O 間柱  P 筋違  Q 土台  R 根太  S 大曳き(大引き)  T   U 基礎

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