根太とは木造軸組工法の床下に配される材料で、床板が受けた荷重を大引き(大曳き)に伝える部材。
1階の床の根太には、一三一五を背(成)に使うことが多い。桧(ヒノキ)の芯持材を最上とする。
2階床を支える根太は、根太を受ける梁が1800ピッチとなる。そのため、45×120とか60×105などの部材を使い、この寸法の部材を二階根太と称している。
2階の床板をささえるのに二階根太を使わず、床板に24ミリ以上の構造用合板を使用し、床板を2階の梁や小梁に直接固定して剛床とする根太レス工法も普及してきた。
1階の天井を張らずに、二階根太をそのまま見せた天井を、根太天井とか根太現しという。天井を張る手間は省けるが、化粧仕上げとなるので、かえって全体の手間はかかる。
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A 野地(板) B 棟木 C 棟束 D 母屋 E 軒桁 F 小屋束 G 垂木 H 梁 I 窓台 J 窓楣(まどまぐさ) K 二階根太 L 胴差 M 通し柱 N 管柱 O 間柱 P 筋違 Q 土台 R 根太 S 大曳き(大引き) T 束 U 基礎Q 土台 R 根太 S 大曳き(引き) T 束 U 基礎
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