建物の下部で建物の全重量を支えるもので、柱と基礎をつなぐ木部材。木造建築に固有の部材である。
腐蝕に強い桧や桧葉(ヒバ)などが用 いられる。最近は、米栂などの防腐処理したものが用いられる。土台と基礎とはアンカーボルトで結ばれて、なお隅角部や主要な柱とはホールダウン金物で緊結されることが多くなっている。
地盤面から1メートル高までは防蟻剤を塗ることが多いので、土台も防蟻処理の対象になる。土台の基礎に接する面は、防蟻剤を塗り残しがちなので要注意である。
上棟に先立って、前日に土台が敷かれることが多い。
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