1寸3分(39ミリ)×1寸5分(45ミリ)断面の細長い木材の俗称。
下の図のような1寸3分と1寸5分の1.3と1.5から、1315としたものを<いっさんいんご>と呼ぶようになった。 一三一五は部材寸法の俗称で、材種を特定するものではない。そのため、杉の一三一五とか、杉の一三一五といった言い方をする。
一二三(いんにっさん)と共に、下地材としても良く使う部材寸法である。 一二三は化粧材としても使われることが多いが、一三一五は1寸5分を2本合わせると3寸になり、間に5分(15ミリ)の胴貫(縁)を挟むと3寸5分の柱と同じ寸法になることから、真壁の間柱材となることが多い。また、根太に使われることも多い。
米栂などは6本まとめて1束(そく)という単位で売られている。間柱材は10尺で市販されているが、2間(≒3600)物もある。
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