建築用語集       

匠 総合事務所提供

ツーバイフォー


 アメリカやカナダで開発された木構造③住宅の工法で、壁で家を支える構造。2インチ×4インチの断面材、およびその倍数材をつかうので、ツーバイフォーとよばれる。枠組壁構法ともいう。

 柱がなく壁が構造を支えるので、構造耐力的には丈夫だが、隅を窓にできないとか、増改築が自由にできないといった短所がある。

 もともとが輸入工法の住宅なので、施工者が限られ、必ず設計者が必要になるという問題点がある。大工職人だけでは建築することが難しい。

 下の図はツーバイフォーの構造躯体の例である。完成してしまえば、木造軸組工法つまり在来工法との外見上の違いはない。

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