上棟までの木材の刻み仕事を、工場のコンピュータ制御された機械によって行うこと。
大工の刻み仕事がプレカットになり、長さは言うに及ばず、仕口から継ぎ手(つぎて)、枘(ホゾ)(穴)まで工場で加工される。そのため、間違いが全くなくなった。設計者が梁の掛け方を間違うと、プレカットのオペレーターが間違いを指摘してくれる。
プレカットの対象は構造材が主だが、化粧材の柱もプレカットされる。材料を別にして加工料は、1坪あたり¥7、000~8、000-くらいだろうか。大工が刻んで1人工であるから、大幅に安い。
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