床とは、室内の下部に広がる平面で、人間や物の荷重を支える構造部分であり、同時に化粧として仕上がった部分でもある。
仕上げ前に土足で歩くことが許される床は、荒(粗)床とよび、完全に仕上がった床は化粧床と呼ぶ。
鉄筋コンクリート造の場合、荒床は床スラブであり、仕上げ材を張ることが多い。スラブ面はSLであらわし、仕上げの床面はFLであらわす。
床面積とは、壁などの垂直な区画で囲まれた部分の水平投影面積だが、建築基準法がいう床面積(=法定床面積)にはバルコニーや、外部に解放された廊下などは含まないなど、複雑な基準がある。
それにたいして、施工する部分はすべて床面積に算入する、施工床面積もある。
登記識別情報に記載される床面積は、法務省が管理する不動産登記法にもとづいて算出されるため、国土交通省が管理する建築基準法にもとづく床面積とは異なる。
登記簿上の床面積と建築確認の床面積とは異なる数字になることがしばしばある。
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A 野地(板) B 棟木 C 棟束 D 母屋 E 軒桁 F 小屋束 G 垂木 H 梁 I 窓台 J 窓楣(まどまぐさ) K 二階根太 L 胴差 M 通し柱 N 管柱 O 間柱 P 筋違 Q 土台 R 根太 S 大曳き(大引き) T 束 U 基礎
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