真正な登記の申請人であることを知るための書類で、権利書に代わって発行されるようになった。
登記識別情報とは不動産登記法によれば、登記名義人が当該登記を申請していることを確認するために用いられる符号その他の情報であって、登記名義人を識別することができるものをいう、とされる。
登記識別情報は登記名義人となった者のみに通知される暗証番号であるため、名義人以外はその番号を知り得ないので、登記識別情報の所持者が真正な登記名義人であると、登記官に確認させるための暗証番号とされる。
登記識別情報を印字した書面には、目隠しシールが貼られて交付されるが、権利書と違いアラビア数字とアルファベットの文字列であるので、見られてしまえば秘匿性はなくなってしまう。
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