建築用語集       

匠 総合事務所提供

棟(上げ)
(むね:あげ)


 屋根の頂部のことを棟といい、頂部に水平におかれる部材を棟木という。

 棟木は構造耐力的には母屋と同じで、特別に大きな荷重を担っているわけではない。もっとも高い部分に配される部材なので、精神的な意味をこめて太い部材が使われたりする。

 柱などの軸組を組み上げ、屋根の頂部の水平材=棟木を納めることを、棟をあげるという。この日には、棟上げを祝って、棟上げ式=上棟式を行うことが多い。ちなみに陸(屋根)では棟は存在しない。

参考:棟札牛梁

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A 野地(板)  B 棟木  C 棟束  D 母屋  E 軒桁  F 小屋束  G 垂木  H   I 窓台  J 窓楣(まどまぐさ)  K 二階根太  L 胴差  M 通し柱  N 管柱  O 間柱  P 筋違  Q 土台  R 根太  S 大曳き(大引き)  T   U 基礎

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