建築用語集       

匠 総合事務所提供

地盤(面)
(じばん:めん)


 建物が接する土の部分。設計図書ではGLと記す。

 北側斜線道路斜線絶対高さ制限を測る基準といった意匠的な意味で、建築確認などが求める地盤面は、平均地盤面を意味することが多い。

 接道を考えるときの道路と、敷地の地盤面との間に1メートル以上の高低差がある時には、(高低差-1m)/2の緩和規定がある。

 地盤は表土に覆われており、表土は構造耐力をになう部分ではなく、建物すべての荷重がかかるのは床付け面といって、地表からすこし掘り下げたところである。

 構造設計上で地盤といった時には、建物加重を引き受ける床付け面を意味することが多く、軟弱地盤の時には地盤改良をする必要がある。

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