建築物が力学的に耐えられる、最大限の荷重のことをいい、安全な構造であるために構造耐力の数倍を、設計上の想定荷重とする。
建築物は、自重、固定荷重、積載荷重、積雪荷重、地震力、風荷重、土圧と水圧、その他の震動及び衛撃(=外力)に安全であるよう、建築基準法などに適合しなければならない。
建築物の構造設計上、配慮すべき事項は下記の事項である。
1.柱・梁・床・壁等をバランス良く有効に配置して、建築物全体が安全なものとする。
2.水平力に耐えるよう、構造上の主要構造部を釣り合い良く配置する。
3.構造部材には、変形や震動が生じないように剛性をもたせ、瞬間的破壊が生じないよう靭性(じんせい)をもたせる。
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