雪が積もることを積雪といい、積もった雪の重さを積雪荷重と呼ぶ。
雪が建築に及ぼす影響は荷重だけではなく、深い積雪による開口部をふさいでしまうことや、眇漏れといった漏水もある。
建築基準法では、積雪荷重は1㎝の積雪量ごとに1㎡あたり、20N(約2kg)をみることになっている。
東京都の郡部では、30㎝の積雪量を予測して、構造計算をすることになっている。おおむね1㎡あたり、61キログラムの重さが屋根面にかかっていることになる。
しかし、最近では湿った雪が多いせいか、この数字では強度が不足し、体育館などの屋根が崩落する事態が起きている。
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