建築用語集       

匠 総合事務所提供

固定荷重(こていかじゅう)
死荷重(しかじゅう)


 建築物自体のもつ重さのことで、鉄やコンクリートに限らず、建物の荷重のうち、躯体仕上げ設備など、建物を構成し、移動しない荷重をいう。英語ではdead load。  

 すべての材が逃れらないことから、<死荷重>とも呼ぶ。

 構造計算では通常は下の図のように、建物に載る加重を問題にするが、建物の部材も重さをもっている。この重さは何も載せなくても発生しているので、固定荷重と呼ぶ。

 当然のことながら、木構造がもっとも軽い。鉄骨造が次に軽く、鉄筋コンクリート造が一番重い。

 建物の中で暮らす人、家具、車など、移動できる加重は、積載荷重という。

広告

広告