建築の設計は、意匠設計、構造設計、設備設計から成り立っている。
構造設計とは、意匠設計者の企画した建物が、地震力や風圧力に耐えることができるか、また、 骨組みとなる架構が経済的か否かなどを検討することをいう。具体的には、構造計算で柱、梁の大きさや鉄筋の本数を決めたり、基礎の形式を決め、構造設計図を作成する。
構造設計者によって設計が多少変わることがあり、柱の太さや梁の大きさが異なることがある。
構造設計者は独立した事務所を構えることが多く、意匠設計事務所からの発注によって仕事が発生する。構造設計一級建築士制度ができ、一定規模以上の建築物の構造設計については、構造設計一級建築士の関与が必要になった。
木構造でも構造設計が必要な場合もあるが、鉄骨造や鉄筋コンクリート造が中心である。
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