建築用語集       

匠 総合事務所提供

道路斜線
(どうろきょうしゃせん)


 道路幅に応じて設けられる建築物が突出できない制限。  

 狭い道路によって、環境が閉鎖的になるのを防ぐため、道路幅にしたがって立てた斜線のこと。  

 下の図のように、敷地が道路と接する点と反対側の道路(境界線)から、1/1.25 もしくは1/5 の勾配で立ち上がる斜線となる。この斜線より突出して、建築することはできない。

 建物が道路境界線から離れると、離れた距離の分だけ反対側の道路境界線が、当該敷地から離れたと見なす緩和規定がある。つまり、道路から1メートル離れると、反対側の道路境界が離れて、道路が1メートル広くなったように扱う。

参考:隣地境界線

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