建築用語集       

匠 総合事務所提供

蜻蛉
(とんぼ)


① 土間スラブを平らにする道具で、生コンの打設後につかう。木製だったが、最近は下の写真のようにアルミ製が多い。

②  根伐りの深さを測る棒。逆T字型をしたもので、Tの横棒のほうを根切り底においてつかう。馬鹿棒ともいう。 

③ 左官塗りの下地材の木(小)舞に貼り付けて、土が下地材に絡むようにし、割れが入らないようにするための部材。 参考:布連

④ 鬼瓦がズレないように、棟木のほうへ引っ張っておく銅線のこと。

⑤  野地板に固定するために用いる銅線。通常の桟瓦は、瓦桟に引っ掛けるだけなので蜻蛉は使わない。熨斗瓦に使われるだけだから、住宅建築ではあまり使われない。

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