匠 総合事務所提供
棟(棟、隅棟、下り棟など)の端などに設置される特殊な瓦のことで、棟に積んだ瓦の端部を隠す瓦。鬼の面がなくても鬼瓦という。略して「鬼」とも呼ばれる。
厄除けと装飾を目的とした役(曲)物の一つで、社寺建築などでは鬼の顔が彫られた鬼面を使うが、住宅では多少の装飾がある程度で、鬼面はない。
海津、洲浜、若葉など鬼瓦の形によって、それぞれ名称がある。鬼瓦の下に足のあるものもある。
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海津(かいず)型の鬼瓦
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社寺に使われる鬼面