同じ長さを何カ所にも記すときなどに用いる、必要な長さに切断した棒。
馬鹿棒を用いれば、誰でも同じ長さにはかれることからきた名前と思われる。
まず、基準となる杭①のレベルで視準した点に墨をつけ、その杭に馬鹿棒となる棒を添わせる。そして、視凖した墨と基準となる高さAを長さを馬鹿棒に写す。
次に基準となる高さAで切断する。そして、基準点の反対側の杭に馬鹿棒を添わせて立て、レベルで馬鹿棒の墨を視凖する。
馬鹿棒を上下させて、馬鹿棒の墨がレベルから視凖できたら、馬鹿棒の下端を杭に移記する。これを繰り返すと、すべての杭が基準点と同じ高さに墨することができる。
広告
広告