ベランダ (Veranda) は、家の主屋から張り出した部分で、手摺りを巡らしたりして庇や軒下に設けられるものをいう。
壁芯から手摺りの先端まで、1メートル以内であれば建築面積に算入されない。1メートルから先の部分が建築面積に算入され、2メートル以上は床面積の参入対象になる。
2階以上に設けられたものを言うことが多いが、庇や軒がかかっていなければバルコニーという。
木造軸組工法では、ベランダ部分の胴差を一段下げて、ベランダを支える横架材を受けるのが一般的である。このとき、ベランダ先端を立ち上げてベランダをプール状にすると、漏水の原因になる。そのため、下の図のように外側へと勾配をとり、垂れ流しにしたほうがよい。木構造ではドレイン①を使った納まりは芳しくない。
1階部分に設けられたものは一般的にはテラスともいう。玄関先や庭先であればポーチとも呼ばれる。
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