柱や土台・桁などを墨付けるために、大工が使う板に描かれた平面図のこと。絵図板では柱の位置だけが表記できる。数字や文字を番付という。
3尺(=909ミリ)の正方形グリッドで、X方向には<いろは>がかかれ、Y方向には数字が書かれている。柱(割り)の位置を、その交点で<ろ-五>などと表す。なお、グリッドの中間に位置する場合は、又を記し、<ろ又五>などと記す。番付は番頭(ばんがしら)である「いの一」側に書く。それによって柱の向きもわかる。
絵図板のシステムを建築職人全体が共有しているので、大工以外の職人も上棟に参加できる。
同義語=手板、番付板
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Aの柱は「はの二」
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