建築用語集       

匠 総合事務所提供

手板
(ていた)


 柱や土台・桁などを墨付けるために、大工が使う板に描かれた平面図のこと。

 3尺の正方形グリッドで、X方向には<いろは>がかかれ、Y方向には数字が書かれている。柱の位置を、その交点で<ろ-五>などと表す。こうしたグリッドによる柱の位置表示を番付②といい、手板のことを番付板ともいう。絵図板ということもある。  

 なお、グリッドの中間に位置する場合は、又を記し、<ろ又五>などと記す。

参考:番頭

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