建築用語集       

匠 総合事務所提供

番頭
(ばんがしら)


 絵図板に書かれた先頭の番号で、「いの一」をいう。  

 むかしの絵図板では、今と違って<いろは>が右から書かれていたので、右上隅が番頭になった。数字は上から下へと書かれるので、<いろは>と数字の組合せの最初である。  

 建て方は必ずしも番頭から始めるとは限らないが、柱に書かれた番付け②は番頭を基準に書かれているから、番頭の位置を押さえないと建て方は始まらない。

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