一般的には水平なこと、もしくは平面であることだが、様々な意味がある。
① 木材など長方形断面の長いほう、または直方体の長いほうを水平においた状態。反対に幅の短いほうは背(成)とよぶ。また、平の状態から背の状態におこすことを、男にするという。
② 切り妻の屋根の三角が見えずに、水平な軒の見えるほうを平といい、平のほうに玄関があるものを、平入りとか平入りの玄関という。
③ 寄せ棟屋根の広いほうの、台形形の屋根面を平という。三角形の屋根面は小平(こひら)という。
④ 瓦やタイルなどで、役(曲)物以外の平らな部分や、平らな部分に使う部材に対して言うことがある。
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