急な傾斜地を崩壊しないように設置する鉄筋コンクリート製の構造物。間知石を積んだ擁壁もある。
土が露出した傾斜地や崖などは、30°の安定角を超えると、崩壊しやすくなる。そのために鉄筋コンクリートなどで土を押さえる工事をする。
擁壁の施工要項は詳細に決まっており、擁壁の見付き面積の3㎡に1ヶ以上水抜き穴①を設置し、擁壁の背面には透水層(=排水)を設けなければならない。
宅地造成などをするときには、盛り土は2メートルを超える場合、切り土は1メートルを超える場合、盛り切りしている場合には1メートルを超えると、許可申請が必要になる。擁壁を構築しなければ建築の確認申請は受理されない。
参考:隣地境界線
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