建築用語集       

匠 総合事務所提供

間知(石)
(けんち:いし)


 擁壁に用いるために、四角すい状に加工された石、もしくはコンクリート製品。間知石を積んだ重量式の擁壁を間知擁壁とよぶ。

 間知擁壁は、裏にコンクリートを詰めながら積む<練積み>と間知石だけを積む<空積み>がある。ともに、仰角が70度以下に決められている。

 <空積み>は小規模な擁壁に用いるものだが、最近では<練積み>が多い。  地面の下になる根入れが必要なため、隣地境界線から根入れ分だけ、はなれて積む必要がある。

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