建築用語集       

匠 総合事務所提供

水杭
(みずくい)


 水平を示す仮設杭①のこと。  

 建築工事を始めるにあたって、敷地のなかに建物の位置を示すために、遣り方を設置する。そのときに、水平を示す水貫を固定するための杭を、水杭とよぶ。  

 水杭を地盤に打った後で、レベルなどを用いて水平の水墨を印し、その墨を基準に材を固定して遣り方をつくる。  

 遣り方杭とか、ただ杭と呼ぶこともある。おおむね1.8メートル間隔で立て、頭部を鶍(イスカ)に切っておくといい。

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