配置とは敷地のどこに建物を位置させるかを示すことで、位置関係を図面としたものを、配置図という。設計図書の重要な一部である。
方位、道路の幅員と敷地の外形が示され、道路境界線もしくは隣地境界線からの離れの距離が明示される。
離れの寸法は、外壁芯からではなく外壁面から境界までのもので、有効寸法とよばれる。建築確認の申請時には、配置図の寸法に(有効)といった記載を求められることがある。
外構工事の範囲や、延焼の恐れのライン、敷地の高低差や建物の高さなども、記入されていることが多い。
門や駐車場、庭園(灯)などの外構も表示されるが、相互の位置関係を示すにとどめ、それらの詳細は別の図に起こされることが多い。
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