① 真っ直ぐなこと。見通した時に、丸太などが一直線上に立ち並んでいる状態。凹凸がない状態を通りが良いという。
② 柱や壁などの中心線もしくは基準線のことをいい、平面図上の柱などの位置をいう時に使う。
碁盤目のように縦横にマス目を書き、交点に柱を配置するときの、それぞれの基準線を通りといい、記号を付けてあらわす。
下の図では、C通りにある柱といえば4本の柱をさす。また、1~4通りには3本の柱がある。それぞれの柱の場所はC通りと3通りの交点の柱という。C3の柱と略していうこともある。
木造軸組工法では絵図板とか番付板とよび、3尺(=909ミリ)の正方形グリッドで、X方向には<いろは>がかかれ、Y方向には数字が書かれている。通りを略して、<いの1>とか<はの4>と言うことが多い。
鉄筋コンクリートや鉄骨造では、X1~X10通りやY1~10通りが使われることが多いが、どんな記号を使うかは設計者の裁量で決まる。
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