建築用語集       

匠 総合事務所提供

通り芯
(とおりしん)


 中心をとおる線のことだが、柱や壁の中心線をさすことが多い。  

 柱と柱の中心をむすぶと直線になり、柱を格子状に柱を配置することが多いので、通り芯も格子状になることが多い。  

 通り芯は設計上、また施工上の目安である。縦横の通り芯には下の図のように番号をつけて、それぞれの交点が分かるようにする。現場では通り芯から測りだして位置決めをすることが多い。  

 通り芯は設計段階で決め られ、設計図書にはすべて同じ番号が付けられる。それに対して、番付けは施工上の都合を考えて大工によって付される。

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