建築用語集       

匠 総合事務所提供

縁甲板
(えんこういた)


 本実加工された巾10センチ程度の板で、床や壁に張る長尺(2間=3.6メートル)の板材のこと。

 が多いが、などの針葉樹系の製品を縁甲板とよぶ。厚さは12ミリ(4分)もしくは15ミリ(5分)が多い。広葉樹からは長尺物が採れず、1メートル内外の短物となり乱尺板と呼ぶ。

 ふつうは無垢板で本実加工された幅の狭い板材を縁甲板とよび、合板に貼ったものや幅広物はフローリングと呼ぶことがおおい。

 縁甲板だけだと経年変化で板幅がやせて隙間が出来るので、コンパネ捨て張りした方が良い。

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