建築用語集       

匠 総合事務所提供

経年変化(劣化)
(けいねんへんか:れっか)


 年月がたつことによって、材や建物の様子が変わること。経年劣化ともいう。部材や道具などが疲労してきた状態をヤレといい、ヤレがきたなどという。

 機械物は月日がたつと性能が落ちたり、破損したりして、経年劣化してくるのが普通である。しかし、長い年月にわたって手入れをされた物は、深い艶などがでて味わいが増すものがある。

 賃貸借により部屋などを借りると、壁や床などが徐々に痛んでくる。これを経年変化といい、自然損耗とみなされている。そのため、店子に費用負担させることはできず、大家の負担となる。

参考=耐用年数

広告

広告