板敷きの床のこと。フロアーということもある。
本来は床の意味だろうが、今日では板床、しかも幅10センチ内外の乱尺板や縁甲板を敷きつめた床をいう。室内側に木表をつかい、本実によって繋いでいく。
針葉樹系の桧などを張った場合は、縁甲板張りというのに対して、広葉樹系の外来材種を張った場合を、とくにフローリングということが多い。
上記のような無垢(むく)の板を張る場合には、床暖房に注意する必要がある。床暖房対応の製品を使わないと、狂ったり暴れたりする。
1尺×6尺(303×1818)の化粧合板を張っても、フローリングという。しかし、30センチ程度の幅広の無垢板を張った場合にはフローリングとは言わず、板張りということが多い。
フローリング張りではラワン(ベニヤ)もしくはコンパネを、下張りとすることが多い。
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