外壁に小幅板をはった仕上げ。または張られた小幅板のこと。羽目ということもある。
通常は横に張ることが多く、下見板とも呼ばれる。横張りの場合には、二分三が多く使われたが、最近では厚さ15ミリ程度の板材を使うことが多い。張り方によって、ドイツ下見や南京下見などがある。
下の写真のように、縦に張られることもあり、この場合には縦羽目(たてばめ)という。縦羽目では厚さ15~18ミリの部材を使うことが多く、比較的幅の狭い材がつかわれる。
相杓りもしくは羽重ねで張っていくので、釘は隠蔽となって雨掛かりにはならないことが多い。釘が雨掛かりになっていれば、ステンレス釘などを使わないと錆びが流れた跡がでてしまう。
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