匠 総合事務所提供
幅広板の一部をうすく削り、削った部分を連続的に重ね合わせていくこと。
板を薄く加工しないで重ねると、傍(側)が厚いため大きく隙が見えてしまう。下になる見え掛かりのほうは20ミリ程度薄く削り、上にのせるほうは小穴を浅く突き、下の図のように反りやすくする。
下の図は天井板の納まりで、これに稲子をつけて板同士の口が開かないようにする。竿縁(さおぶち)天井や羽目板などに使われる。
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