ドイツ下見とは下見板の貼り方をいい、相杓りの片方を大きく削り取って、目地が大きく見えるように張った仕上げのこと。
下見とは木造住宅における外壁をいい、外壁に張る板を下見板という。ドイツ下見とは、ドイツ風下見板張りからきたものと思われる。縦張りにしても横張りにしても、ともにドイツ下見と言うが、横張りのほうが多いだろうか。
下の写真は杉のドイツ下見だが、外部にはラワンを使うことが多かった。戸袋の鏡板などにも使われたが、防火構造にならないため、最近では使われなくなった。
参考:南京下見
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