建築用語集       

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防火(構造)
(ぼうか:こうぞう)


 防火とは延焼を防ぐことで、延焼を防ぐための構造を、防火構造と呼ぶ。建築基準法第2条8号に定める。

 防火構造にするには不燃材料を使って、下の図のように施工する。火災にあっても、30分以上にわたって壊れないことが求められている。防火構造が施工される場所は、屋根・外壁や軒裏などである。  

 防火地域準耐火建築物、そして延焼の恐れのある部分には、防火構造が求められる。

 屋根に関しては建築基準法の22条地域、外壁に関しては23条区域の指定により、防火構造が求められるようになる。

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図は学芸出版社「建築基準法」から

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