合成繊維不織布や有機繊維原紙、ガラス繊維などにアスファルトをしみ込ませ、 粘着防止のために雲母の細粉などを付着させたロール状にした防水紙。アスファルト・フェルトより強靱で、 表面に砂を着けたように見えるので、現場では砂付きとも呼ばれる。
1巻きの重さで仕様が違い、22Kg~29Kg/巻くらいまである。重いほうが丈夫である。アスファルト・フェルトは外壁下地に使うのに対して、アスファルト・ルーフィングは瓦やコロニアル・亜鉛鉄板などの屋根下地につかう。勾配の流れ尻から張り始め、両端の線まで重ねて張り登ること。
アスファルト・ルーフィングだけでも防水性能は確保できるが、防火性と耐久性に欠けるので上に乗せる仕上げ材が必要である。ロールを立てて保存しないと、材料同士が接着してしまい、使用できなくなる。
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屋根に張る前の状態
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