材料の品質を表す尺度。
材料一般に等級はあるが、判りにくいのは木材、とくに柱や縁甲板などの等級である。
柱材は、1等、特1等、小節、上小節(じょうこぶし)=小指程度の節、無地(=無節)と分類されるが、柱の4面のうち最も良い1面をみて等級を決めてある。
角に少し丸みが残ると1等材であり、特1等からは正角材となる。そして、無地材では何面が無地かによって、等級が違い、もちろん4面無地がもっとも上である。
それ以外にも、産地たとえば、桧は尾州、吉野、遠野などが、また杉は秋田などによっても、等級が異なってくる。
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