建築工事に従事する作業員が、歩いて上り下りできるようにしたスロープ状の仮設の通路のこと。
人力による材料の運搬通路としても使われ、足場と一体の構造で設けられるものをいう。
足場を構成する丸太や単管と同じものが使用され、登り勾配は30度以内とされる。道板はすき間のないように敷き並べ、滑り止めを取り付け、高さ75~105cmの位置に手摺りを設けなければならない。
しかし、登り桟橋をつくるためには広い面積が必要なため、最近では使われないことが多い。
下の写真の梯子状の階段も上り下りに使うものだが、登り桟橋としては急すぎる。
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