建築用語集       

匠 総合事務所提供

雨戸
(あまど)


 外部に面した開口部に建て込む建具で、開けると戸袋に収容するのを定法とする。かつては木製だったが、いまではアルミ製がほとんどである。通風や採光をかんがえた雨戸も市販されている。雨戸の溝はモロ溝とする。

 台風などの強風で、窓ガラスや障子が破損するのを防ぎ、そのほか防犯や防火の役割を果たす。また、雨戸があると暖房効果も高くなる。

 延焼の恐れのある範囲(1階は 敷地境界から3メートル、2階は5メートル)では、 開口部に乙種防火戸の設置が義務付けら れており、ガラスは網入りガラスでなければならない。しかし、雨戸を設置すると、ふつうのガラスでOKである。

 最近では雨戸の代わりにシャッターを設置する例も増えてきた。

参考=雨戸廻し

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トステムのカタログから

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