建築用語集       

匠 総合事務所提供

主筋
(しゅきん)


 鉄筋コンクリート造の建築物において、主に曲げ応力に抗する鉄筋を主筋とよぶ。

 柱の主筋は上下に貫通する太い鉄筋であり、梁においては上部と下部に水平に流れる太い鉄筋である。主筋がバラバラにならないように、また剪断力に抗するために、柱には帯筋を、梁には肋筋(あばらきん)を巻き付ける。

 主筋の太さや本数は、構造計算による。  

 スラブなどで主筋に直行する鉄筋を、主筋にたいして配力筋という。スラブや壁のような平面状の場合には、力のかかる方向によって、主筋と配力筋の関係は入れ替わる。

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