消防用の設備が消防法を満たしているかを調べるため、消防署員による立ち入り検査のこと。
1.建物の新築時に行われる完成検査
確認申請時の消防同意により、設計図には設備が表記されている。 しかし、確認時に同意をとっただけでは駄目で、各消防設備の施工前に、着工届(おおむね1週間前)をだし、施工後に設置届をだして、消防検査を受けることができる。
書類検査だけではなく、誘導灯の電源試験や、自火報が作動するかの発報試験なども行われる。監理者が立ち会うが、防災設備屋さんも出番が多い。
2.随時もしくは定期的な立ち入り検査
防火対象物を対象にして、消防署員が建物の防災設備等を、消防法に適合しているか検査すること。
建築は新築時の検査だけだが、消防は建物が使われている限り、検査の対象になる。
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