建物が完成するときに行う検査で、建物が設計図書や仕様書に合っているか確かめること。竣工検査とか完了検査も言う。
完成検査は、
1.請負者による社内検査
2.工事の監理をしている設計事務所による検査
3.消防検査
4.建築指導課や建築確認の審査機関による建築検査
5.建築主による検査があり、通常は上記の順番に行われる。
他にも、保健所の検査、緑化の検査などがあるが、上記の検査をすべて終わらないと、完成とは見なせない。
各検査で指摘された事項を手直しして、検査済証が発行される。検査済証や鍵・各種保証書とともに、発注者へと引渡しがなされる。検査済証がなくても、登記はできるが、最近では融資の実行に際して金融機関が検査済証を求めるようになってきた。
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