建築用語集       

匠 総合事務所提供

構造材
(こうぞうざい)


 建物の構造耐力を負担する部材のこと。主に木構造で使う言葉。

 鉄筋コンクリート造鉄骨造では、構造を担う部材は構造材として明らかだが、木構造では同じ部材が構造材になったり、化粧材となったりする。

 たとえば、柱や梁は構造材であるが、そのまま見せれば化粧材でもある。また、同じ材料でも節のありなしで、構造材と化粧材に使い分けたりする。

 構造用合板は構造材であるが、化粧材として使用することも可能である。一般に構造材は安価であり、化粧材は高価である。そのため、木造では構造材か否かが重要な区別になる。 

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