建築用語集       

匠 総合事務所提供

横(大)手
(おおで)


 建具縦框(たてかまち)の柱や枠にぶつかる面のこと。

 フラッシュ戸は両面に板状のものを張ってつくるため、側面に張った断面が見えてしまう。通常は、側面のそれを隠すために、5ミリ程度の薄板で横手張りをする。

 横手を表面に貼る材料と同じ材料ではって、下の図のAのように出隅留めにすると、どこからも木口が見えずに、きれいな仕上げになる。A→B→Cの順に安価になっていく。

 障子木製建具では横手を削って、戸当たり②部に接ぎ付かせる。

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