匠 総合事務所提供
火をつけるための石を火打ち石といい、その形が三角だったことから、三角形に入る部材を火打ち梁と言う。
軒や梁、そして土台などの水平部材にたいして、隅角部に45度に入れる構造材を、火打ち梁とか火打ち土台という。
火打ち土台はそれほど重要でもないが、桁と梁を結ぶ火打ち梁は構造耐力上重要な役目を果たしている。
かつては90×90もしくは105×105程度の木材を使ったが、最近では下の写真のような金属製の火打ち梁が多く使われる。
剛床として、火打ち梁を使わない根太レス工法も登場してきた。
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