水が漏らないようにすることを防水という。
建築で防水が問題になるのは、雨水対策として屋根と外壁、ベランダ、それに生活排水の浴室やトイレである。
① とくべつに複雑な形状の屋根でなければ、最近では屋根からの雨漏りは少ない。むしろ、窓まわりであろう。 雨押さえを使うだけでなく、窓まわりにはブチルゴムを塗った防水テープを張ることが多くなった。
アスファルト・ルーフィングなどの施工と同様に、防水テープも水下から順に張っていく。つまり、窓下→窓の左右→窓上の順に施工すること。防水テープは幅50~100ミリまである。約¥1000/20m巻き。
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② 浴室まわりの防水は、ユニットバスが主流になったので、漏水問題はほとんど減った。
木造軸組工法でユニットバスを使わずに、2階に浴室を作るのはかなり難しい。二重に防水層をつくり、上の防水層は通常に排水をとり、下の防水層からは直接に外部に排水を設けたほうが良い。
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