通常の石膏ボードは1ミリ程度の面(取り)があり、それを突き付けで張っていく。目地はパテ処理をしたあとで、クロスなど張るが、これでは経年変化によりクラックが発生する可能性がある。
ドライウォール工法では、面を大きく取ったテーパーエッジの大判石膏ボードを使い、床から天井まで一枚で張る。目地部はパテ処理を2度繰り返し、その上からジョイントテープを貼る。その上から2度のパテ処理を行って、クロスなどの下地とする。
室内の壁を、石膏ボードを一体化させた大壁をつくり、あたかも一枚の連続した壁を作ろうとする工法である。目地の隙間がなくなるため、断熱性や遮音性が向上し、クラックのような目地割れが少なくなる。
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