鉱物の粉末を水と練った壁などの仕上げ材。焼き石膏やパーライトなど混入し加圧し、両側から紙で挟んだもの。現代建築の主役である。 プラスターボードともいう。
石膏ボードは、クロス下地や塗装下地にするだけではなく、最も安価な壁材もしくは壁下地材として使われる。カッターでたやすく切断でき、釘打ち施工も簡単であるため、広く使われている。
ドライウォール工法に使われる場合には、テーパーエッジが適しているが、テーパーエッジはあまり普及していないので、ベルエッジのものを使うことになる。また下張りにはスクウェアエッジが適している。
図面や仕上げ表にはPBと書かれ、909×1818で9ミリと12ミリがある。左官下地とするのは7ミリで、ラスボードと呼ぶ。プラスターボードは、図面などにはPBと表記される。
プラスターには石膏を主とした石膏プラスターと、白雲石を主と したドロマイト・プラスターがある。左官職人によって鏝によって塗られることが多い。プラスター塗りは白い壁になり、白い漆喰よりもバタ臭く仕上がる。
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